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基礎工事

基礎工事

文字どおり住宅の基礎部分

鉄筋を組んでコンクリートを流し込んで形造られた住宅の基礎(写真)をご覧になったことがあると思います。基礎の仕様は、全面がコンクリートで形作られた「ベタ基礎」、地肌が見える「布基礎」がありますが、現在は9割がベタ基礎となっています。
 基礎を造る上で、大切なことは、基礎を乗せる地盤そのものが弱いとせっかく丈夫な基礎を造ったとしても家が傾いたり、沈んだりしてしまいます。これを防ぐには、地盤調査をして、地盤が弱い場合は補強工事(地盤改良工事)を行います。これらの費用は工事内容により大きく変わってきますので、注意が必要です。

見積書の見方

基礎工事の費用には、①地面を指定の深さ・形状に掘削、 ②割栗石の締固め、 ③型枠の組立解体、鉄筋の組立て、コンクリートの打設、 ④基礎周辺の埋戻し、 ⑤掘削土の処分、 ⑥基礎工事業者の諸経費、などがあります。

基礎工事の費用内訳

基礎工事の費用内訳

基礎工事の費用内訳

また、基礎工事費は基礎の形や土の掘削、処分方法などの違いにより、その金額が変動します。「土・地業工事」に該当する①、②、④、⑤は、掘削する土の量と処分の方法を確認しましょう。特に⑤掘削土の処分については数量が同じでも、掘削土が良質で敷地内に仮置きできるという好条件の場合と、敷地外に土を搬出し、処分しなければならない場合があります。また、敷地外で処分する場合は処分する場所までの運搬距離やその処分費によっても金額が変動することを理解してください。
上記のうち③については、『積算資料ポケット版』掲載の「概算単価」を利用して目安を試算することができます。
例えば、布基礎の断面形状が(下図)の場合で、その延長が70mある場合を想定してみると、基礎本体の概算は(布基礎の延長)×(単価)、試算値(上記①、④、⑤を除く) 70m × 19,300円 = 1,351,000円となります。これに、前述の①、②、④、⑤を加算すれば基礎工事費全体の概算費用となります。

基礎工事の費用内訳
布基礎

同様に、「ベタ基礎」やその他の必要費目の目安についても、『積算資料ポケット版』の「土・地業工事」、「基礎工事」を参照してください。
なお、木造住宅の見積書では地面を掘削する土工事や割石などを敷き固める地業工事と一緒に記載されることもありますが、『積算資料ポケット版』では「土・地業工事」と「基礎工事」に区分し掲載しています。
基礎は家を支える「いしずえ」として、「カタチ」に残るものです。しかし、その全体の「カタチ」を見ることができるのは、上棟(建前)の後、床材が張られるまでの間です。また、土を掘ったり、埋めたりする「土・地業工事」は基礎を造る過程に必要なものですが、基礎完成後はその足跡が検証しにくいものです。

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